イギリスの定番紅茶3ブランド比較|PG Tips・Tetley・Yorkshire Teaはどう違う?

食品・飲料

はじめに:イギリスで本気の論争になる「紅茶の御三家」

PG Tips、Tetley、Yorkshire Teaを比較紹介するイギリス紅茶の御三家の記事用見出し画像。

イギリスのスーパーマーケットの紅茶売り場に立つと、必ず目にする3つの箱があります。PG Tips、Tetley、そしてYorkshire Tea。この3ブランドだけでイギリスの紅茶市場の大部分を占めるといわれる、「庶民派紅茶の御三家」です。

面白いのは、イギリス人にこの話題を振ると、驚くほど熱く語りだすこと。「PG Tipsが一番!」「いや、Yorkshire Teaでしょう」というやりとりは日常茶飯事で、特にPG Tips派とYorkshire Tea派の間には、ちょっとした派閥のような空気すらあるほど。ちなみにTetleyは、「嫌いな人はいないけど、熱烈なファンも少ない」という不思議な立ち位置。

日本ではTwiningsやフォートナム&メイソンのような高級ブランドは知られていても、この3ブランドはまだあまり馴染みがありません。

実際に私もイギリス紅茶といえば、フォートナム&メイソンという印象が強いです。

けれど実は、イギリス人が本当に毎日飲んでいる紅茶はちょっと違うようです。今回は、それぞれの歴史や味の特徴、そして日本での購入方法まで、じっくり比較していきます。

 

1. PG Tips|クセがなく飲みやすい優等生タイプ

PG Tipsは1930年創業、現在はユニリーバ社傘下の紅茶ブランドです。イギリスの庶民派紅茶の代表格ともいえる存在で、マクドナルドの店舗紅茶に採用されていることでも知られています。

大きな特徴は、1996年に業界で初めて開発したピラミッド型のティーバッグ。ティーバッグの中に十分な空間があることで、お湯の中で茶葉がぐるぐると対流し、まるでポットで淹れたかのような豊かな味わいが出せる仕組みです。

私がネットで購入したものは普通の四角型のティーバッグでしたので、商品によっても異なるようです。

味わいは渋みが少なく軽やか。香りも控えめで、紅茶をあまり飲み慣れていない人でも飲みやすいのが魅力です。カフェイン量も控えめとされており、日中何杯も飲みたい人にも向いています。ミルクを入れてもクセが出すぎず、スマートにまとまるミルクティーに仕上がります。

こんな人におすすめ:はじめてイギリス紅茶を試す人/渋みが苦手な人/ミルクティー中心で楽しみたい人

ミルクティーにしたい方は、動物性のミルクではなく植物性ミルクもおすすめです。ちなみに、マイナーフィギュアズオーツミルクもイギリス製品ですよ。腸内環境を整えたり、食後の血糖値上昇も緩やかにしてくれます。
👉マイナーフィギュアズオーツミルク

 

2. Tetley|バランスの良い、みんなが認める定番

Tetleyはバランスの良い、みんなが認める定番と紹介するイギリス紅茶の記事用見出し画像。

Tetleyは1837年、テトリー兄弟によって創業された老舗ブランド。現存する紅茶ブランドの中でもかなりの歴史を持ち、2000年からはインドのタタ・グループ(Tata Consumer Products)の傘下にあります。

1989年には丸形ティーバッグを業界で初めて導入するなど、パッケージの工夫でも知られてきました。

味の特徴は、渋みと甘みのバランスが取れた「ちょうどいい」味わい。PG TipsやYorkshire Teaのように強い個性を主張するタイプではありませんが、それこそが強みともいえます。現地では「Tetleyが嫌いな人はいない」と評されるほど、幅広い層に受け入れられる安定感があります。

こんな人におすすめ:誰にでも喜ばれる紅茶を探している人/ギフトに“無難だけど美味しい”ものを選びたい人/日常使いの定番を決めたい人

私もイギリス旅行へ行った際には、こちらをお土産に購入しました♪

 

3. Yorkshire Tea|香り豊かで愛好家の多い実力派

Yorkshire Teaは1886年、イギリス・ヨークシャー州ハロゲイトで創業したTaylors of Harrogateが手がけるブランドです。地域ごとに異なる水質(硬水・軟水)に合わせたブレンド開発にこだわりを持っていることで知られ、紅茶好きの間では「本気で美味しい庶民派」として支持されています。

3ブランドの中ではやや価格帯が高めですが、その分香りが豊かでコクのある味わいが特徴。上位ラインの「Yorkshire Gold」は、さらにリッチで芳醇な風味を楽しめます。抽出にはやや時間がかかる傾向があり(目安4分程度)、じっくり淹れることでポテンシャルを引き出せるタイプです。

こんな人におすすめ:香りやコクを重視したい人/少し特別感のあるティータイムを楽しみたい人/ミルクティーだけでなくストレートでも味わいたい人

 

4. 3ブランド比較表

PG TipsTetleyYorkshire Tea
創業年1930年1837年1886年
特徴的なティーバッグピラミッド型丸型通常型
味の傾向軽やか・クセが少ないバランス型香り豊か・コク深い
抽出目安時間約3分約3分約4分
価格帯やや手頃手頃やや高め
ミルクティー適性◎(ストレートも◎)
こんな人に初心者・渋み苦手万人受け・ギフト向き紅茶好き・香り重視

 

5. シーン別おすすめの選び方

  • これから紅茶を試してみたい方 → PG Tips。クセがなく失敗しにくい選択です
  • 職場や来客用に無難な紅茶を選びたい方 → Tetley。好みが分かれにくく、まとめ買いにも向いています
  • 自分へのご褒美や、少し贅沢なティータイムを楽しみたい方 → Yorkshire Tea(特にGoldライン)

 

6. 日本で購入する方法

イギリス紅茶を日本で購入する方法として、通販サイト・実店舗・輸入ショップの選び方を紹介する見出し画像。

3ブランドともAmazon・楽天市場での取り扱いがあります。PG Tipsについては日本正規代理店(株式会社インターデック)からの購入も可能です。

また、英国雑貨を専門に扱うオンラインショップ(COTSWOLDS、English Specialities等)でも見つけることができ、個包装ではない大袋タイプが中心という、日本の紅茶とは異なる“イギリスらしさ”も体験できます。

7. まとめ

イギリス紅茶の特徴や選び方、購入方法をまとめ、自分に合う紅茶を見つけるための記事用見出し画像。

PG Tips・Tetley・Yorkshire Teaは、いずれもイギリスの日常に根づいた紅茶ブランドです。派手さはなくとも、それぞれに理由のある個性を持っていて、飲み比べてみると「イギリス人がなぜここまで熱く語るのか」が少しわかる気がします。

まずは気になる1つから試してみて、自分にとっての「推し紅茶」を見つけてみてください。

実際にPG Tips Goldを飲んでみた感想は、noteにも綴っています。
気分を変えたくて、PG Tips Goldを飲んでみた話


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